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わが農園のトウモロコシ販売が今日からスタートです。農園の事務所の隣を直売所にしています。
この直売所のシャッターは昨年、ブドウーの直売が終了してから約9ヶ月、閉じられたままでした。
これが今日、開きました。これがどういうことかというと、私は今日からブドウ終了時まで全く休みがないということなのです。
悲しいげれど、仕方ない。この販売のために、4月から農作業をがんばってきたのだから。


よし、がんばるぞ!
お客様が「甘い」「美味しい」という言葉をかけてくれたときがこの期間中の至福の時です。
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 農業者の毎日は多忙です。いろいろストレスも溜まります。そんなとき、家庭に「憩い」の存在があると助かります。しかし、「憩い」とされたものたちにも「言い分」があるらしいのです。

では、お時間のある方は彼と彼女のつぶやきにおつきあいください。

このコーナーはシマリス「ウメちゃん」です。


名前  梅四郎
僕の「飼い主」にあたる人がつけた名前。なんでも、僕はその家にとって4番目の「♂」というので「四郎」となったらしい。そして「四郎」の前についている「梅」というのは僕の前にいた「オス」のシマリスのお墓を、そのとき満開だった梅の木の下につくったところからきているらしい。わかるようなわからないような名前の由来である。
     性別  オス
          年齢  人間の年数でいうと6年間生きている。
                                          
                              
住居  猫用のケージ。普通は小鳥用のカゴらしいのだが、僕はそんな狭いところは嫌なので広い
空間を用意してもらった。でも、それでも時々狭さに我慢できないときがあって、そんなときは外出して気晴らしをする。それを「人間の母」は「脱走」と呼ぶ。失礼な表現である。

ニックネーム  「ウメ」もしくは「ぐれリス」
僕が唯一、認めてやってもいいかな、と思っている人間は僕のことを「うめ」と呼ぶ。しかし、その人間は今は「大学」とかで通常はいない。その人間の「母」は僕のことを「ぐれリス」と呼ぶ。失礼千万である。



 岡山県の地形を他県の人に説明するときは「丘と山の県です」と言うときがあります。岡山県内の約70%が中山間(ちゅうさんかん)地域になります。中山間とはどんなところかを簡単に言うならば「まとまった平坦な土地の少ない地域」です。

 たとえば

とか、



のような地形です。

 
農業をするなら、北海道のような広大な圃場が効率面からいうと理想ですが、日本は国土の半分以上が中山間です。

農家の生産性と収益率の向上を考えるなら、農地の拡大が基本ですが、中山間の地域では必ずしも基本どおりにいかないのではないでしょうか。

小さな面積の耕作地では、トラクターなどを乗り入れての作業は高度な運転技術等が要求されます。
また、小さな耕作面積の集合では、実際の作業時間以上に移動時間が必要です。

小さな耕作面積の畑を増やせば増やすだけ、管理等が煩雑になってくるのは自明です。なのに、私たちの農園は、この5年間で当初の面積の約10倍近くにもなってしまいました。

過疎で高齢化の進む農村地帯となれば、後継者のいない農地がたくさんあります。

増やしたくて耕作面積を増やしているわけではありませんが、一応、企業として複数の従業員が農作業に従事できる体制を整えた結果、耕作地が増えてくるのはもう仕方ないとしかいいようがありません。

大変すぎて、計画通りいかないこともしばしば。

何が大変なのか?と聞かれたら「たくさんありすぎて、何から説明したらいいのかわからない」状態です。自分の頭の整理もかねて、少しずつ書いていくことにしました。




 最近、収穫間際の農作物をごっそり盗んでいく人がいるようです。苦労の結晶を盗まれた農家の悔しさ、怒りは察するに余りあるものがあります。農作物泥棒に、農家の苦労を知れ、とか恥を知れとか言ってみても通じるとは思えません。

ブドウやトウモロコシを栽培している私たちを、「泥棒、大丈夫?」と友人たちが心配してくれます。
「こんな何もない、辺鄙なところよ」と言うと、「どこでもおきてるよ」と。

確かに「絶対」はないでしょう。でもわが農園の圃場は運搬事情の悪いところにあり、さらに夜間に照明は一切なし。道幅狭く、下は崖だったり田だったり・・・・・

そして、中山間の地域ならでの生息動物事情が泥棒よけになってくれています。
 
 許可なく圃場に侵入した場合のお迎えの係りです。

 

「まむし」と呼ばれている「毒へび」です。咬まれると痛いだけではすみません。
 通常は1週間の入院、最悪 (不正行為の最中に咬まれて、助けを呼べず自分で運転して病院に行けなかった場合。不正行為中に救急車は呼べないでしょうから) 命にかかわります。

その他、夜間・未明はイノシシ隊が巡回しております。

では、なぜ、わが農園が体験農園を開催して、一般のお客様に「来てください」といえるのかは下記の理由によります。

1、自分たちの圃場なので、モグラの穴の位置まで知り尽くしている。
  よって、マムシ等の可能性がある危険地域には、お客さんを入れない。
 
2、マムシの天敵の「マムシ捕りの名人」がスタッフの中に複数いるので、事前に点検をしてもらう

3、もし、万が一の場合にも、毒物吸収器(米軍が戦場等で毒虫などにやられたときに使用する)の携 帯資格を収得しているスタッフが常時勤務しているので、救急車がくるまでの応急処置が可能。
 ちなみに、この資格は非常に珍しい資格で、こんな資格を持っている人は日本にはごくわずか。
 彼はご苦労さんなことに、アメリカまで行ってこんな資格をとりました。

 大勢で一生懸命栽培してきた農作物です。「甘くなあれ、大きくなあれ」と、毎日祈る思いです。お客様に美味しいと言ってもらいたい、喜んでもらいたいというのが私たちの願いです。

  


わが農園の人気商品「生で食べられるトウモロコシ」の畑です。最初、「生?、本当に食べられるの?」とお客様に聞かれることが多かったのですが(期間限定の直売所もやっています)皆さん、一度、勇気をだして食べてみると「あっ、本当だ、おいしい」と言ってくださいます。

 岡山のど真ん中の農村地域の直売所ですが、このトウモロコシは意外なことに、地域の農家の人が
お客様なのです。農家だったら自分で栽培したらと思われるでしょうが、皆さん、「明日は食べようと思ってたら必ず、たぬきに盗られてしまう。あほらしいからもう自分では栽培せんわ」と言われてます。
 私たちは、連日、カラスの空軍部隊、タヌキの歩兵部隊、イノシシの装甲部隊と仁義なき戦いを繰り広げながら収穫のその日までトウモロコシの実を守り続けます。


 

プロフィール

umeshiro

Author:umeshiro
過疎と高齢化の町に生息し、吉備高原ファームという農業生産法人をやっています。子供と動物が大好きです。

 
 
 

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